Bible in 90 Days
アダムからアブラハムまでの系図
1 1-4 人類の最初の先祖は、次のとおりです。
アダム、セツ、エノシュ、ケナン、マハラルエル、エレデ、エノク、メトシェラ、レメク、ノア、セム、ハム、ヤペテ。
5-9 ヤペテの子孫はゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メシェク、ティラス。
ゴメルの子孫はアシュケナズ、ディファテ、トガルマ。
ヤワンの子孫はエリシャ、タルシシュ、キティム、ロダニム。
ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナン。
クシュの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカ。
ラマの子孫はシェバ、デダン。
10 クシュのもう一人の子ニムロデは、偉大な英雄でした。
11-12 ミツライムの子孫の名をとって呼ばれる氏族は、次のとおり。ルデ人、アナミム人、レハビム人、ナフトヒム人、パテロス人、ペリシテ人の先祖カスルヒム人、カフトル人。
13-16 カナンの息子は長男のシドンとヘテ。
カナンは、エブス人、エモリ人、ギルガシ人、ヒビ人、アルキ人、シニ人、アルワデ人、ツェマリ人、ハマテ人の先祖となりました。
17 セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクシャデ、ルデ、アラム、ウツ、フル、ゲテル、メシェク。
18 アルパクシャデの子はシェラフ、シェラフの子はエベル。
19 エベルの息子は、「分割」という意味のペレグ。彼の時代に、地上の人々が異なる言語ごとに分けられたからです。そして、もう一人はヨクタン。
20-23 ヨクタンの子孫はアルモダデ、シェレフ、ハツァルマベテ、エラフ、ハドラム、ウザル、ディクラ、エバル、アビマエル、シェバ、オフィル、ハビラ、ヨバブ。
24-27 こういうわけで、セムの子はアルパクシャデ、その子はシェラフ。以下、エベル、ペレグ、レウ、セルグ、ナホル、テラ、アブラム(のちにアブラハムと改名)と続きます。
アブラハムの子孫
28-31 アブラハムの子はイサクとイシュマエル。
イシュマエルの子孫は次のとおり。長男ネバヨテ、ケダル、アデベエル、ミブサム、ミシュマ、ドマ、マサ、ハダデ、テマ、エトル、ナフィシュ、ケデマ。
32 アブラハムがそばめケトラに産ませた子は、ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデヤン、イシュバク、シュアハ。
ヨクシャンの子はシェバとデダン。
33 ミデヤンの子はエファ、エフェル、エノク、アビダ、エルダア。
以上は、そばめケトラによるアブラハムの子孫です。
34 アブラハムの子イサクには、エサウとイスラエルという二人の子がいました。
エサウの子孫
35 エサウの子はエリファズ、レウエル、エウシュ、ヤラム、コラ。
36 エリファズの子はテマン、オマル、ツェフィ、ガタム、ケナズ、ティムナ、アマレク。
37 レウエルの子はナハテ、ゼラフ、シャマ、ミザ。
38-39 セイルの子はロタン、ショバル、ツィブオン、アナ、ディション、エツェル、ディシャン、ロタンの妹ティムナ。
ロタンの子はホリとホマム。
40 ショバルの子はアルヤン、マナハテ、エバル、シェフィ、オナム。
ツィブオンの子はアヤとアナ。
41 アナの子はディション。
ディションの子はハムラン、エシュバン、イテラン、ケラン。
42 エツェルの子はビルハン、ザアワン、ヤアカン。
ディシャンの子はウツとアラン。
43 イスラエル王国が誕生する前に、エドムの地を治めていた王は次のとおりです。
ディヌハバの町に住んでいた、ベオルの子ベラ。
44 ベラが死んで、ボツラ出身のゼラフの子ヨバブが新しく王となりました。
45 ヨバブが死ぬと、テマン人の地出身のフシャムが王になりました。
46 フシャムが死ぬと、モアブの野でミデヤン軍を打ち破ったベダデの子ハダデが王となり、アビテの町で治めました。
47 ハダデが死んで、マスレカの町出身のサムラが王座につきました。
48 サムラが死んで、ユーフラテス河畔の町レホボテ出身のサウルが新しく王となりました。
49 サウルが死ぬと、アクボルの子バアル・ハナンが王になりました。
50 バアル・ハナンが死んで、ハダデが王となり、パイの町で治めました。彼の妻はマテレデの娘で、メ・ザハブの孫娘に当たるメヘタブエルでした。
51-54 ハダデが死んだ時のエドムの首長たちは、次のとおりです。ティムナ、アルワ、エテテ、オホリバマ、エラ、ピノン、ケナズ、テマン、ミブツァル、マグディエル、イラム。
イスラエルの子孫
2 1-2 イスラエルの子はルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アシェル。
ユダの子孫
3 ユダには、カナンの女シュアの娘から生まれたエル、オナン、シェラの三人の子がいました。しかし、長男エルは主の前に罪を犯したので、主に殺されました。
4 エルの妻であったタマルは、のちに、しゅうとのユダとの間にふたごのペレツとゼラフを産んだので、ユダの子は全部で五人です。
5 ペレツの子はヘツロンとハムル。
6 ゼラフの子はジムリ(ザブディ)、エタン、ヘマン、カルコル、ダラ。
7 カルミ(ジムリの子)の子アカンは神のものを盗んで、イスラエルに災いをもたらしました。
8 エタンの子はアザルヤ。
9 ヘツロンの子はエラフメエル、ラム、カレブ。
10-12 ラムの子はアミナダブ、その子はイスラエルの指導者ナフション。以下、サルマ、ボアズ、オベデ、エッサイと続きます。
13 エッサイの長男はエリアブ、次男はアビナダブ、三男はシムア、 14 四男はネタヌエル、五男はラダイ、 15 六男はオツェム、七男はダビデです。 16 二人の娘の名はツェルヤとアビガイル。
ツェルヤの子はアブシャイ、ヨアブ、アサエル。
17 イシュマエル人エテルの妻アビガイルの子は、アマサ。
18 ヘツロンの子カレブには、アズバとエリオテという二人の妻がありました。アズバによる子は、エシェル、ショバブ、アルドン。
19 アズバの死後、カレブはエフラテと結婚しました。エフラテによる子はフル。
20 フルの子はウリ、ウリの子はベツァルエル。
21 ヘツロンは六十歳で、ギルアデの父でもあったマキルの娘と結婚しました。彼女はひとり息子のセグブを産みました。
22 セグブは、ギルアデの地で二十三の町を治めたヤイルの父となりました。 23 ところが、やはりマキルの子孫に当たるゲシュルとアラムがこの町々を奪い取り、さらにケナテと周辺の六十の村を取りました。
24 カレブは、父ヘツロンが死ぬとすぐ、父の未亡人エフラテと結婚しました。彼女はテコアの父アシュフルを産みました。
25 ヘツロンの長男エラフメエルの子は長男ラム、ブナ、オレン、オツェム、アヒヤ。
26 エラフメエルのもう一人の妻アタラは、オナムの母となりました。
27 ラムの子はマアツ、ヤミン、エケル。
28 オナムの子はシャマイとヤダ。
シャマイの子はナダブとアビシュル。
29 アビシュルと妻アビハイルとの子は、アフバンとモリデ。
30 ナダブの子はセレデとアパイム。セレデは子がないまま死にました。 31 アパイムの子はイシュイ、その子はシェシャン、その子はアフライ。
32 シャマイの兄弟ヤダの子はエテルとヨナタン。エテルは子がないまま死にました。 33 ヨナタンの子はペレテとザザ。
34-35 シェシャンには娘だけで、息子はいませんでした。彼は娘の一人を彼の召使のエジプト人ヤルハの妻とし、生まれた息子をアタイと名づけました。
36-41 アタイの子はナタン。以下、ザバデ、エフラル、オベデ、エフー、アザルヤ、ヘレツ、エルアサ、シセマイ、シャルム、エカムヤ、エリシャマと続きます。
42 エラフメエルの兄弟カレブの長男は、メシャ。メシャはジフの父、ジフはマレシャの父、マレシャはヘブロンの父。
43 ヘブロンの子はコラ、タプアハ、レケム、シェマ。
44 シェマはラハムの父、ラハムはヨルコアムの父。
レケムはシャマイの父。
45 シャマイの子はマオン。マオンはベテ・ツルの父。
46 カレブのそばめエファは、ハラン、モツァ、ガゼズを産みました。ハランの子はガゼズと名づけられました。
47 ヤフダイの子はレゲム、ヨタム、ゲシャン、ペレテ、エファ、シャアフ。
48-49 カレブのもう一人のそばめマアカは、シェベル、ティルハナ、マデマナの父シャアフ、マクベナとギブアの父シェワを産みました。カレブにはまた、アクサという娘がいました。
50 カレブとエフラテから生まれた長男フルの子は、キルヤテ・エアリムの父ショバル、 51 ベツレヘムの父サルマ、ベテ・ガデルの父ハレフ。
52 ショバルの子にはキルヤテ・エアリムのほかに、メヌホテ族の半分の先祖ハロエがいました。
53 キルヤテ・エアリムの諸氏族は、エテル人、プテ人、シュマ人、ミシュラ人で、彼らからツォルア人とエシュタオル人が出ました。
54 サルマの子孫は、その子ベツレヘム、ネトファ人、アテロテ・ベテ・ヨアブ、マナハテ人の半分、ツォルア人。 55 ヤベツに住んでいた書記の諸氏族はティルア人、シムア人、スカ人。みな、レカブ家の父祖ハマテから出たケニ人でした。
ダビデの子孫
3 ダビデ王の長男は、イズレエル出身の妻アヒノアムから生まれたアムノン。
次男は、カルメル出身のアビガイルを母とするダニエル。
2 三男は、ゲシュルの王タルマイの娘マアカから生まれたアブシャロム。
四男は、ハギテを母とするアドニヤ。
3 五男は、アビタルを母とするシェファテヤ。
六男は、妻エグラから生まれたイテレアム。
4 以上六人は、ヘブロンで生まれました。ダビデはこのヘブロンで七年半にわたって王位にありましたが、のちに都をエルサレムへ移し、三十三年間そこで治めました。
5 エルサレムにいた時、アミエルの娘で、ダビデの妻のバテ・シェバは、シムア、ショバブ、ナタン、ソロモンの母となりました。
6-8 ダビデには、ほかにも次の九人の子がいました。イブハル、エリシャマ、エリフェレテ、ノガハ、ネフェグ、ヤフィア、エリシャマ、エルヤダ、エリフェレテ。
9 以上の系図には、そばめの子は含まれず、ダビデにはまた、タマルという娘もいました。
10-14 ソロモン王の子孫は次のとおりで、以下のように続きます。
レハブアム、アビヤ、アサ、ヨシャパテ、ヨラム、アハズヤ、ヨアシュ、アマツヤ、アザルヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ、マナセ、アモン、ヨシヤ。
15 ヨシヤの子はヨハナン、エホヤキム、ゼデキヤ、シャルム。
16 エホヤキムの子はエコヌヤ(別名エホヤキン)、ゼデキヤ。
17-18 エコヌヤ王が軟禁されていた時に生まれた子は、次のとおり。シェアルティエル、マルキラム、ペダヤ、シェヌアツァル、エカムヤ、ホシャマ、ネダブヤ。
19-20 ペダヤはゼルバベルとシムイの父。
ゼルバベルの子は次のとおり。メシュラム、ハナヌヤ、ハシュバ、オヘル、ベレクヤ、ハサデヤ、ユシャブ・ヘセデ、娘のシェロミテ。
21-22 ハナヌヤの子はペラテヤとエシャヤ。エシャヤの子孫はレファヤ、アルナン、オバデヤ、シェカヌヤ、シェマヤ。シェマヤの子は六人で、ハトシュ、イグアル、バリアハ、ネアルヤ、シャファテ。
23 ネアルヤの子は三人で、エルヨエナイ、ヒゼキヤ、アズリカム。
24 エルヨエナイの子は七人で、ホダブヤ、エルヤシブ、ペラヤ、アクブ、ヨハナン、デラヤ、アナニ。
ユダの子孫(その2)
4 ユダの子孫はペレツ、ヘツロン、カルミ、フル、ショバル。
2 ショバルの子レアヤはヤハテの父。ヤハテは、ツォルア人の諸氏族となったアフマイとラハデの先祖。
3-4 エタムの子孫は次のとおり。イズレエル、イシュマ、イデバシュ、娘のハツェレルポニ、ゲドルの先祖ペヌエル、フシャの先祖エゼル。以上が、ベツレヘムの父で、エフラテの長男に当たるフルの子です。
5 テコアの父アシュフルには、ヘルアとナアラという二人の妻がいました。
6 ナアラはアフザム、ヘフェル、テメニ、アハシュタリを産み、 7 ヘルアはツェレテ、ツォハル、エテナンを産みました。
8 コツはアヌブとツォベバの父で、ハルムの子アハルヘルの名で呼ばれた氏族の先祖です。
9 ヤベツは兄弟の中で最も重んじられていました。母が彼をヤベツ(「苦しみ」の意)と名づけたのは、出産の時にたいへんな苦しみを味わったからです。
10 ヤベツはイスラエルの神に祈りました。「どうか、私を大いに祝福し、私の働きを助けてください。私が行うすべてのことに御手を添えてください。すべての悪と災いからお守りください。」神はその願いをかなえてくださいました。
11-12 レカの子孫は次のとおり。
エシュトンの父メヒルの父となった、シュハの兄弟ケルブ。
エシュトンはベテ・ラファ、パセアハ、テヒナの父。
テヒナはイル・ナハシュの父。
13 ケナズの子はオテニエルとセラヤ。
オテニエルの子はハタテとメオノタイ。
14 メオノタイはオフラの父。
セラヤは、多くの職人が住んでいたので「職人の谷」と呼ばれた谷の住人の先祖ヨアブの父。
15 エフネの子カレブの子はイル、エラ、ナアム。
エラの子の一人はケナズ。
16 エハレルエルの子はジフ、ジファ、ティルヤ、アサルエル。
17 エズラの子はエテル、メレデ、エフェル、ヤロン。
メレデはエジプトのファラオ(王)の娘ビテヤと結婚しました。彼女は、ミリヤム、シャマイ、エシュテモアの先祖イシュバフの母となりました。
18 エシュテモアの妻はユダヤ人で、エレデ、ヘベル、エクティエルの母となりました。この三人は、ゲドル人、ソコ人、ザノアハ人の先祖となりました。
19 ホディヤの妻はナハムの姉妹で、生まれた子の一人はガルミ人ケイラの父となり、もう一人はマアカ人エシュテモアの父となりました。
20 シモンの子はアムノン、リナ、ベン・ハナン、ティロン。
イシュイの子はゾヘテ、ベン・ゾヘテ。
21-22 ユダの子シェラの子孫は次のとおり。
レカの父エル、マレシャの父ラダ、ベテ・アシュベアで亜麻布業を営む氏族、ヨキム、コゼバの氏族、ヨアシュ。ラヘムに帰るまでモアブの支配者であったサラフ。これらの名は古くから記録にとどめられていました。
23 これらの氏族は陶芸、庭園、植林の技術にすぐれ、王のために働きました。
24 シメオンの子はネムエル、ヤミン、ヤリブ、ゼラフ、サウル。
25 サウルの子はシャルム、孫はミブサム、曾孫はミシュマ。
26 ミシュマの子の一人が、ザクルの父で、シムイの祖父に当たるハムエル。
27 シムイには十六人の息子と六人の娘がいました。ところが、シムイの兄弟たちには、ユダの普通の家族に比べて子どもが少なかったのです。
28 彼らは、ベエル・シェバ、モラダ、ハツァル・シュアル、 29 ビルハ、エツェム、トラデ、 30 ベトエル、ホルマ、ツィケラグ、 31 ベテ・マルカボテ、ハツァル・スシム、ベテ・ビルイ、シャアライムに住んでいました。これらの町は、ダビデの時代になるまで、彼らの支配下にあったのです。
32-33 彼らの子孫は、エタム、アイン、リモン、トケン、アシャンおよびその周辺に住んでいました。中には、バアルのような遠方に住んでいた者もいます。これらのことは、系図に記録されています。
34-39 次に挙げるのは、家畜の群れを飼う牧場を捜し求めてゲドルの谷の東側まで旅をした、富める氏族の長です。
メショバブ、ヤムレク、ヨシャ、ヨエル、エフー、エルヨエナイ、ヤアコバ、エショハヤ、アサヤ、アディエル、エシミエル、ベナヤ、シフイの子ジザ。シフイから順次さかのぼると、アロン、エダヤ、シムリ、シェマヤに至ります。
40-41 彼らは、静かで平和そのものの良い牧場を見つけました。しかし、その地はハムの子孫のものでした。ユダ王朝のヒゼキヤ王の時、これらの氏族の長がこの地を襲って、ハムの子孫の天幕(テント)と家を破壊し、住民を殺してそこを奪ったのです。
42 後日、このシメオン族から出た侵略者たちのうち五百人は、イシュイの子のペラテヤ、ネアルヤ、レファヤ、ウジエルたちを指導者として立てセイルの山地に向かいました。 43 彼らはそこで、アマレク人の残党を打ち、そこに住みついたのです。
ルベンの子孫
5 イスラエルの長男はルベンでしたが、彼は父のそばめの一人と寝て、父の顔に泥を塗るようなことをしたので、長子の権利は腹違いの弟ヨセフのものになりました。それで公式の系図には、ルベンが長男として記されていないのです。
2 さて、ヨセフには長子の権利があったものの、イスラエルのうちで最も有力な部族の先祖になったのはユダでした。このユダ部族から君主が出ることになります。
3 イスラエルの子ルベンの子はエノク、パル、ヘツロン、カルミ。
4 ヨエルの子孫は、その子シェマヤ、孫ゴグ、曾孫シムイ。
5 シムイの子はミカ、孫はレアヤ、曾孫はバアル。
6 バアルの子はベエラ。ベエラはルベン族の長で、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルの捕囚として引いて行かれました。
7-8 彼の親族は氏族の長となり、公式の系図に記されています。
エイエル、ゼカリヤ、それにアザズの子、シェマの孫、ヨエルの曾孫のベラ。
これらのルベン人はアロエルに住み、ネボ山やバアル・メオンのような遠くに住む者もいました。
9 ヨエルは家畜を飼っていましたが、ギルアデの地で家畜が増えたので、その放牧地は、東の荒野の入口からユーフラテス川に及びました。
10 サウル王の時代に、ルベン人はハガル人と戦って勝ったのでギルアデ東部に移り、そこに住むようになりました。
ガドの子孫
11 ガドの子孫は、ルベン人の真向かいのバシャンに住み、サルカにまで居住範囲を広げました。
12 ヨエルが長で、その次にシャファム、そして、ヤナイとシャファテがいました。 13 その一族の七つの氏族の長は、ミカエル、メシュラム、シェバ、ヨライ、ヤカン、ジア、エベルでした。
14 ブズの子孫は、系図をたどると次のとおりになります。
ヤフド、エシシャイ、ミカエル、ギルアデ、ヤロアハ、フリ、アビハイル。
15 アブディエルの子、グニの孫アヒは、その一族の指導者でした。 16 一族は、バシャンの地のギルアデとその周辺、ならびにシャロンの牧草地全域に住んでいました。 17 彼らはみな、ユダの王ヨタムとイスラエルの王ヤロブアムの時代に、公式の系図に載せられました。
18 ルベン、ガド、マナセの半部族の軍隊のうちには四万四、七六〇人の、特に訓練された精鋭部隊がいました。 19 彼らはハガル人、エトル人、ナフィシュ人、ノダブ人と戦いましたが、 20 ひたすら神に信頼したので祈りが聞かれ、ハガル人とその連合軍をみごとに打ち破ることができました。 21 戦利品は、らくだ五万頭、羊二十五万頭、ろば二千頭、捕虜十万人にのぼりました。 22 敵軍の大半は神を向こうに回して戦ったため、戦場で倒れました。そこでルベン人は、のちに捕囚としてアッシリヤへ連れ去られるまで、ハガル人の領土に住みました。
マナセの子孫(半部族)
23 マナセの半部族は、このバシャンの地から、バアル・ヘルモン、セニル、ヘルモン山に至る各地に広がり、増えていきました。
24 その各氏族の長は次のとおり。
エフェル、イシュイ、エリエル、アズリエル、エレミヤ、ホダブヤ、ヤフディエル。彼らはみな勇士で、すぐれた指導者としても知られていました。 25 ところが、彼らは父祖の神に忠誠を尽くさず、神が滅ぼされた国々の偶像を拝みました。 26 そこで神は、ティグラテ・ピレセル三世として知られるアッシリヤの王プルにこの地を侵略させ、ルベン族とガド族、それにマナセの半部族を捕囚として引いて行かせました。彼らはハラフ、ハボル、ハラ、およびゴザン川に移され、今なお、そこにとどまっています。
レビの子孫
6 レビの子はゲルション、ケハテ、メラリ。
2 ケハテの子はアムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。
3 アムラムの子はアロン、モーセ、ミリヤム。
アロンの子はナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル。
4-15 アロンの家系の長男をたどると、エルアザル、ピネハス、アビシュア、ブキ、ウジ、ゼラヘヤ、メラヨテ、アマルヤ、アヒトブ、ツァドク、アヒマアツ、アザルヤ、ヨハナン、ソロモンがエルサレムに建てた神殿の大祭司アザルヤ、アマルヤ、アヒトブ、ツァドク、シャルム、ヒルキヤ、アザルヤ、セラヤ、神がネブカデネザルの手でユダとエルサレムの住民を捕虜として移された時、捕虜の一人であったエホツァダクへと続きます。
16 先に挙げたように、レビの子はゲルショム、ケハテ、メラリ。
17 ゲルショムの子はリブニ、シムイ。
18 ケハテの子はアムラム、イツハル、ヘブロン、ウジエル。
19-21 メラリの子はマフリ、ムシ。
レビ人の諸氏族は次のとおり。
ゲルショム氏族ではリブニ、ヤハテ、ジマ、ヨアフ、イド、ゼラフ、エオテライ。
22-24 ケハテ氏族ではアミナダブ、コラ、アシル、エルカナ、エブヤサフ、アシル、タハテ、ウリエル、ウジヤ、サウル。
25-27 エルカナの氏族は、さらに子どもたちの代に家族に分かれました。アマサイ、アヒモテ、エルカナ、ツォファイ、ナハテ、エリアブ、エロハム、エルカナ。
28 サムエルの氏族の諸家族は、次のサムエルの子を長としています。長男ヨエル、次男アビヤ。
29-30 メラリの氏族の諸家族は、次のメラリの子孫を長としています。マフリ、リブニ、シムイ、ウザ、シムア、ハギヤ、アサヤ。
31 ダビデは契約の箱を神の天幕に納めたのち、そこで神を賛美する合唱隊の指揮者を任命しました。 32 ソロモン王がエルサレムに神殿を建てるまで、合唱隊は幕屋で勤務していました。
33-38 次に挙げるのは、合唱隊の指揮者とその家系です。歌手ヘマンはケハテ氏族の出身で、その系図は順次さかのぼると次のとおり。ヨエル、サムエル、エルカナ三世、エロハム、エリエル、トアハ、ツフ、エルカナ二世、マハテ、アマサイ、エルカナ一世、ヨエル、アザルヤ、ゼパニヤ、タハテ、アシル、エブヤサフ、コラ、イツハル、ケハテ、レビ、イスラエル。
39-43 ヘマンの助手は同僚のアサフで、その系図は順次さかのぼると次のとおり。ベレクヤ、シムア、ミカエル、バアセヤ、マルキヤ、エテニ、ゼラフ、アダヤ、エタン、ジマ、シムイ、ヤハテ、ゲルショム、レビ。
44-47 ヘマンの第二助手はメラリ氏族の代表エタンで、ヘマンの左側に立ちました。メラリの家系は順次さかのぼると次のとおりです。キシ、アブディ、マルク、ハシャブヤ、アマツヤ、ヒルキヤ、アムツィ、バニ、シェメル、マフリ、ムシ、メラリ、レビ。
48 そのほかのレビ人は、天幕での各種の奉仕に当たりました。 49 ただし、祭司の務めに当たったのはアロンとその子孫だけです。彼らは、焼き尽くすいけにえをささげ、香をたくなど、至聖所(幕屋の奥で、契約の箱が置かれている所)のすべての仕事を一手に引き受け、毎年、イスラエルの民の贖いの日には務めを果たしました。これらすべてのことは、モーセが命じたとおりに、誤りなく行われました。
50-53 アロンの子孫は次のとおり。エルアザル、ピネハス、アビシュア、ブキ、ウジ、ゼラヘヤ、メラヨテ、アマルヤ、アヒトブ、ツァドク、アヒマアツ。
54 ケハテ氏族に属するアロンの子孫に、くじで割り当てられた町と土地は次のとおり。
55-57 ユダにある避難用の町ヘブロンとその周辺の牧草地。ただし、畑と町の周辺の村はエフネの子カレブに与えられました。 58-59 周囲に牧草地のある町は次のとおり。リブナ、ヤティル、エシュテモア、ヒレズ、デビル、アシャン、ベテ・シェメシュ。
60 そのほか、ベニヤミン族からゲバ、アレメテ、アナトテの町と周辺の牧草地が贈られました。全部で十三の町が祭司たちに与えられたことになります。 61 ケハテの残りの子孫には、くじ引きで、マナセの半部族の領土にある十の町が与えられました。
62 ゲルショムの諸氏族には、イッサカル、アシェル、ナフタリ、バシャンに住むマナセ族から、くじ引きで十三の町が与えられました。
63 メラリの諸氏族は、ルベン、ガド、ゼブルンの各部族から、くじ引きで十二の町が与えられました。
64-65 くじ引きで、ユダ、シメオン、ベニヤミンの各部族からレビ人に与えられる町と牧草地の名が読み上げられました。
66-69 エフライム族は、次の町と周辺の牧草地を、ケハテの諸氏族に与えました。
エフライムの山地にある避難用の町シェケム、ゲゼル、ヨクメアム、ベテ・ホロン、アヤロン、ガテ・リモン。
70 マナセの半部族は、アネル、イブレアムの町と周辺の牧草地を、ケハテの諸氏族に与えました。
71 マナセの残りの半部族は、次の町と周辺の牧草地を、ゲルショム氏族に与えました。バシャンにある避難用の町ゴラン、アシュタロテ。
72-73 イッサカル族は、ケデシュ、ダベラテ、ラモテ、アネムと周辺の牧草地を、 74-75 アシェル族は、マシャル、アブドン、フコク、レホブと周辺の牧草地を、 76 またナフタリ族は、ガリラヤにあるケデシュ、ハモン、キルヤタイムと周辺の牧草地を、それぞれゲルショム氏族に与えました。
77 ゼブルン族は、リモノとタボルをメラリ氏族に与えました。
78-79 ルベン族は、エリコの対岸のヨルダン川東岸から、荒野の町ベツェル、ヤハツ、ケデモテ、メファアテと周辺の牧草地を、 80-81 ガド族は、ギルアデにあるラモテ、マハナイム、ヘシュボン、ヤゼルと周辺の牧草地を、それぞれメラリ氏族に与えました。
イッサカルの子孫
7 イッサカルの子はトラ、プア、ヤシュブ、シムロン。
2 トラの子は次のとおりで、みな氏族の長となりました。ウジ、レファヤ、エリエル、ヤフマイ、イブサム、シェムエル。
ダビデ王の時代には、これらの諸氏族出身の勇士は総計二万二千六百人にのぼりました。
3 ウジの子はイゼラヘヤ。イゼラヘヤの息子はミカエル、オバデヤ、ヨエル、イシヤなど五人で、みな氏族の長でした。 4 彼らはみな数人の妻をめとり、多くの子をもうけたので、その子孫は、ダビデの時代には三万六千の兵力になりました。 5 イッサカル族の全氏族から兵役についた者は計八万七千人で、みな系図に載っている勇士でした。
ベミヤミンの子孫
6 ベニヤミンの子はベラ、ベケル、エディアエル。
7 ベラの子はエツボン、ウジ、ウジエル、エリモテ、イリ。この五人の勇士は各氏族の長で、系図に載っている兵士二万二、〇三四人の指導者でした。
8 ベケルの子は次のとおり。ゼミラ、ヨアシュ、エリエゼル、エルヨエナイ、オムリ、エレモテ、アビヤ、アナトテ、アレメテ。
9 ダビデの時代には、彼らの子孫から出た勇士は各氏族の長二万二百人に及びました。
10 エディアエルの子はビルハン。
ビルハンの子はエウシュ、ベニヤミン、エフデ、ケナアナ、ゼタン、タルシシュ、アヒシャハル。
11 彼らはみなエディアエルの諸氏族の長となり、その子孫は、ダビデの時代に一万七千二百人の勇士となりました。
12 イルの子はシュピムとフピム。フシムはアヘルの子の一人でした。
ナフタリの子孫
13 ヤコブのそばめビルハの子ナフタリの子は、ヤハツィエル、グニ、エツェル、シャルム。
マナセの子孫
14 マナセがアラム人のそばめに産ませた子は、アスリエルとギルアデの父のマキル。
15 マキルは、フピムとシュピムに妻を見つけてやりました。マキルの妹はマアカ。彼のもう一人の末裔のツェロフハデには娘しかいませんでした。
16 マキルの妻もマアカといいましたが、ペレシュという男の子を産みました。その弟はシェレシュで、ウラムとレケムという二人の子がいました。
17 ウラムの子はベダン。以上はギルアデの子、マキルの孫、マナセのひ孫です。
18 マキルの妹モレケテは、イシュホデ、アビエゼル、マフラを産みました。
19 シェミダの子はアフヤン、シェケム、リクヒ、アニアム。
エフライムの子孫
20-21 エフライムの子孫は次のとおり。シュテラフ、ベレデ、タハテ、エルアダ、タハテ、ザバデ、シュテラフ、それにエゼルとエルアデ。
エルアデとエゼルは、ガテで家畜を盗もうとして土地の農夫に見つかり、殺されました。 22 二人の父エフライムは、長い間喪に服していたので、兄弟たちが彼を慰めました。 23 そののち、エフライムの妻は男の子を産みましたが、悲劇のただ中で生まれたその子を、彼はベリア(「災い」の意)と名づけました。
24 エフライムの娘シェエラは、下および上のベテ・ホロン、それにウゼン・シェエラを建てました。
25-27 エフライムの息子ベリアの家系はレファフ、レシェフ、テラフ、タハン、ラダン、アミフデ、エリシャマ、ヌン、ヨシュアと続きます。
28 彼らは、ベテルとその周辺の村々、東方ではナアラン、西方ではゲゼルと周辺の村々、シェケムと周辺の村々、さらにアヤと近郊の町々に住んでいました。
29 イスラエルの子ヨセフの子孫のマナセ族は、次の町々と周辺の地域を支配していました。ベテ・シェアン、タナク、メギド、ドル。
アシェルの子孫
30 アシェルの子はイムナ、イシュワ、イシュビ、ベリア、姉妹セラフ。
31 ベリアの子はヘベル、ビルザイテの父のマルキエル。
32 ヘベルの子はヤフレテ、ショメル、ホタム、姉妹シュア。
33 ヤフレテの子はパサク、ビムハル、アシュワテ。
34 彼の兄弟ショメルの子はアヒ、ロフガ、フバ、アラム。
35 彼の兄弟ヘレムの子はツォファフ、イムナ、シェレシュ、アマル。
36-37 ツォファフの子はスアハ、ハルネフェル、シュアル、ベリ、イムラ、ベツェル、ホデ、シャマ、シルシャ、イテラン、ベエラ。
38 エテルの子はエフネ、ピスパ、アラ。
39 ウラの子はアラフ、ハニエル、リツヤ。
40 これらアシェルの子孫はみな各氏族の長で、えり抜きの勇士でした。アシェルの子孫のうち、軍人で系図に載せられた者は二万六千人でした。
ベニヤミンの子孫(その2)
8 1-2 ベニヤミンの子は年齢順にあげると、次のとおり。長男ベラ、次男アシュベル、三男アフラフ、四男ノハ、五男ラファ。
3-5 ベラの子はアダル、ゲラ、アビフデ、アビシュア、ナアマン、アホアハ、ゲラ、シェフファン、フラム。
6-7 捕虜となってマナハテへ移された、ゲバ在住の氏族の長エフデの子は次のとおり。ナアマン、アヒヤ、それにヘグラムとも呼ばれたウザとアヒフデの父ゲラ。
8-10 シャハライムは、妻のフシムとバアラを離縁したのち、再婚した新しい妻ホデシュによって、モアブの地で次の子をもうけました。ヨバブ、ツィブヤ、メシャ、マルカム、エウツ、サケヤ、ミルマ。これらの子は、みな一族の長となりました。
11 シャハライムの先妻フシムは、アビトブとエルパアルを産みました。
12 エルパアルの子はエベル、ミシュアム、オノとロデと周辺の村々を建てたシェメデ。
13 このほか、同じくエルパアルの子ベリアとシェマはアヤロンに住む氏族の長で、ガテの住民を追い払いました。
14 エルパアルには、さらに次の子がいます。アフヨ、シャシャク、エレモテ。
15-16 ベリアの子はゼバデヤ、アラデ、エデル、ミカエル、イシュパ、ヨハ。
17-18 エルパアルには次の子もいます。ゼバデヤ、メシュラム、ヒズキ、ヘベル、イシュメライ、イズリア、ヨバブ。
19-21 シムイの子は次のとおり。ヤキム、ジクリ、ザブディ、エリエナイ、ツィルタイ、エリエル、アダヤ、ベラヤ、シムラテ。
22-25 シャシャクの子はイシュパン、エベル、エリエル、アブドン、ジクリ、ハナン、ハナヌヤ、エラム、アヌトティヤ、イフデヤ、ペヌエル。
26-27 エロハムの子はシャムシェライ、シェハルヤ、アタルヤ、ヤアレシュヤ、エリヤ、ジクリ。
28 彼らはエルサレムに住む諸氏族の長でした。
29 ギブオンの父エイエルはギブオンに住み、妻はマアカといいました。 30-32 彼の長男はアブドンで、以下、次の子たちが続きます。ツル、キシュ、バアル、ナダブ、ゲドル、アフヨ、ゼケル、シムアの父ミクロテ。この家族はみなエルサレムの近くに住んでいました。
33 ネルはキシュの父、キシュはサウルの父。サウルの子の一部は次のとおり。ヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアル。
34 ヨナタンの子はメフィボシェテ。
メフィボシェテの子はミカ。
35 ミカの子はピトン、メレク、タアレア、アハズ。
36 アハズはエホアダの父。エホアダは次の子たちの父。アレメテ、アズマベテ、ジムリ。ジムリの子はモツァ。
37 モツァはビヌアの父。ビヌアの子孫はラファ、エルアサ、アツェル。
38 アツェルの六人の子はアズリカム、ボクル、イシュマエル、シェアルヤ、オバデヤ、ハナン。
39 アツェルの兄弟エシェクには次の三人の子がいました。長男ウラム、次男エウシュ、三男エリフェレテ。
40 ウラムの子はみなベニヤミン族に属し、弓の名手として評判が高く、百五十人の子と孫がいました。
9 イスラエルの民の系図は、一人もらさず、『イスラエル諸王の年代記』に載っています。
ユダは偶像礼拝の罪のために、バビロンに捕囚として引いて行かれました。
捕囚から帰還後、エルサレムに住んだ人々
2 以前住んでいた町へ最初に帰還したのは、イスラエルの諸部族の家族、祭司、レビ人、それに神殿奉仕者でした。
3 ユダ、ベニヤミン、エフライム、マナセの各部族に属する家族は、エルサレムに帰りました。
4 その中に、ユダの子ペレツ氏族のウタイの家族がいました。ウタイはアミフデの子、順次さかのぼってオムリの子、イムリの子、バニの子。
5 シェラ人も帰って来た家族の一つで、シェラの長男アサヤと子孫が含まれていました。 6 そのほか、エウエルとその同族六百九十人を含む、ゼラフの子孫もいました。
7-8 ベニヤミン族の帰還者の中には次の者がいます。セヌアの子ホダブヤの子メシュラムの子に当たるサル、エロハムの子イブネヤ、ウジの子で、ミクリの孫エラ、シェファテヤの子で、レウレルの孫、イブニヤのひ孫に当たるメシュラ。
9 彼らはみな家族の長でした。総勢九百五十六人のベニヤミン人が帰って来たことになります。
10-11 帰還した祭司は次のとおり。エダヤ、エホヤリブ、ヤキン、神殿の護衛長のアザルヤ。アザルヤはヒルキヤの子で、順次さかのぼってメシュラムの子、ツァドクの子、メラヨテの子、アヒトブの子。
12 祭司ではほかに、エロハムの子で、パシュフルの孫、マルキヤのひ孫に当たるアダヤ。また、アディエルの子マサイ。さらに順次さかのぼると、アディエルはヤフゼラの子、メシュラムの子、メシレミテの子、イメルの子。
13 総勢千七百六十人の祭司が帰還しました。
14 帰って来たレビ人の中に、シェマヤがいました。このシェマヤは、メラリの子孫ハシャブヤのひ孫、アズリカムの孫、ハシュブの子です。
15-16 レビ人ではほかに、次の者がいます。バクバカル、ヘレシュ、ガラル、アサフの子ジクリの子ミカの子マタヌヤ、エドトンの子ガラルの子シェマヤの子オバデヤ、ネトファ人の村に住んでいたエルカナの子アサの子ベレクヤ。
17-18 門衛はみなレビ人で、その長のシャルムはじめ、アクブ、タルモン、アヒマンがいました。シャルムは今でも東方にある王の門を守っています。
19 シャルムの家系は、順次さかのぼってコレ、エブヤサフ、コラに至ります。彼と親族のコラ人は、いけにえをささげる仕事や、先祖が幕屋の管理と警備に当たっていたように、聖所を守る務めにつきました。 20 かつてはエルアザルの子ピネハスが、この務めの長でした。主はピネハスとともにいました。
21 当時、メシェレムヤの子ゼカリヤが、幕屋の入口の警備についていました。 22 この時、門衛として選ばれた人々は二百十二人です。この人々は、系図をもとに村々から選び出され、誠実さを買われて、ダビデとサムエルによって任命されたのです。 23-24 彼らとその子孫は、幕屋の管理と警備のため、東西南北の四方に門衛が立ちました。 25 彼らの村の同族の者たちが、一週間交替でそれぞれの仕事に当たりました。
26 四人の門衛の長はみなレビ人で、神の宮にある特別な部屋や宝物倉を管理するという、特に重要な任務を与えられました。 27 そのため、彼らは宮の近くに住み、毎朝、門を開けました。 28 彼らのうちのある者は、いけにえをささげるのに用いる各種の器具の管理に当たり、その出し入れの時、一つ一つ数を調べ、点検しました。 29 またある者は、聖所の中にある器具や調度の管理、小麦粉、ぶどう酒、香油、香料などの供給の任に当たりました。 30 ほかの祭司たちは、香料と香油を調合しました。
31 レビ人で、コラ人シャルムの長男マティテヤは、穀物のささげ物で平たいパンを焼く仕事をしました。
32 ケハテ氏族のある者は、安息日ごとに並べ替える特別なパンを用意しました。
33-34 歌手たちはみな優秀なレビ人で、エルサレムの宮に住み、四六時中その仕事に当たりました。彼らは特に選ばれた者たちで、ほかの責任はいっさい免除されていました。
サウルの系図
35-37 キブオンの父エイエルはギブオンに住み、妻はマアカといいました。彼は子だくさんで、その中に次の者がいました。長男アブドン、ツル、キシュ、バアル、ネル、ナダブ、ゲドル、アフヨ、ゼカリヤ、ミクロテ。
38 ミクロテは息子のシムアムとともにエルサレムに住み、親族の近くにいました。
39 ネルはキシュの父。キシュはサウルの父。サウルはヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアルの父。
40 ヨナタンはメフィボシェテの父。メフィボシェテはミカの父。
41 ミカはピトン、メレク、タフレア、アハズの父。
42 アハズはヤラの父。ヤラはアレメテ、アズマベテ、ジムリの父。ジムリはモツァの父。
43 モツァはビヌア、レファヤ、エルアサ、アツェルの父祖。
44 アツェルの六人の子は次のとおり。アズリカム、ボクル、イシュマエル、シェアルヤ、オバデヤ、ハナン。
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