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罪を告白する人々

10 ふと気がつくと、神殿の前にひれ伏して涙ながらに祈り、告白をしている私エズラの回りを、男や女、子どもまでもが幾重にも取り囲み、いっしょに泣いていました。

エラム族のエヒエルの子シェカヌヤが、まず口火を切って私に言いました。「私たちは神様に背信の罪を犯し、異教徒の女と結婚してしまいました。けれども、まだ希望はあります。 私たちは異教徒の妻と離縁し、子どもたちも手放すと、神様の前で約束します。あなたや、神を恐れる人々のご命令に従います。律法を守り行います。 どうか力を奮い起こし、これからどうすればよいか指示してください。何でも、おっしゃるとおりにいたします。」

そこで私は立ち上がり、祭司、レビ人および全イスラエルの指導者に、シェカヌヤのことばどおり実行すると誓ってほしいと呼びかけました。だれもがうなずきました。 そのあと、私は神殿のヨハナンの部屋に入り、飲食をしないで過ごしました。捕囚から帰還した人々の罪を悲しんだからです。

7-8 すぐにユダとエルサレムに布告が出されました。だれでも三日以内にエルサレムに出頭すること、出頭を拒む者は財産を没収され、追放されるという内容のものでした。 それで、三日以内の第九の月の二十日には、ユダとベニヤミンの男子は全員やって来て、神殿の広場に座りました。彼らは事の重大さと、折りからの大雨のために震えていました。 10 私は立ち上がり、こう宣言しました。「異教徒の女と結婚したあなたがたは、罪を犯したのです。かつてないほど深刻な、神様の責めを受けています。 11 父祖の神、主に罪を告白しなさい。そして、そのご命令どおりにしなさい。回りにいる異教徒や女たちに近寄ってはなりません。」

12 すると、人々はいっせいに立ち上がりました。「おっしゃるとおりにします。 13 ただ、一日、二日で処理できる事柄でもありません。大ぜいがこの罪深い事件にかかわってしまったからです。雨も激しいので、これ以上ここに立っていられませんが、 14 指導者を通して、お取り調べください。異教徒の妻をめとった者は、所定の時に町の長老や判事を伴って出頭いたします。こうすれば、個々の事例に判決を下し、万事速やかに解決できます。神様の激しい御怒りも、やがて静まるでしょう。」

15 異議を申し立てたのは、アサエルの子ヨナタンとティクワの子ヤフゼヤ、メシュラム、レビ人シャベタイだけでした。

16-19 結局、この件は次のように処理されました。裁判官には氏族の指導者数名と私エズラが任命され、第十の月の一日から第一の月の一日まで調査を続けました。

次に挙げるのは、異教徒の女をめとった祭司の名前です。一同は妻と離縁すると誓い、罪過を認めて、雄羊をいけにえとしてささげました。

マアセヤ、エリエゼル、ヤリブ、ゲダルヤ。 20 イメルの子ハナニとゼバデヤ。 21 ハリムの子マアセヤ、エリヤ、シェマヤ、エヒエル、ウジヤ。 22 パシュフルの子エルヨエナイ、マアセヤ、イシュマエル。ネタヌエル、エホザバデ、エルアサ。

23 レビ人のうちでは、エホザバデ、シムイ。

ケリタとも呼ばれるケラヤ、ペタヘヤ、ユダ、エリエゼル。

24 歌い手ではエルヤシブ。

門衛ではシャルム、テレム、ウリ。

25 一般市民では、パルオシュ氏族のラムヤ、イジヤ、マルキヤ、ミヤミン、エルアザル、マルキヤ、ベナヤ。

26 エラム氏族では、マタヌヤ、ゼカリヤ、エヒエル、アブディ、エレモテ、エリヤ。

27 ザト氏族では、エルヨエナイ、エルヤシブ、マタヌヤ、エレモテ、ザバデ、アジザ。

28 ベバイ氏族では、ヨハナン、ハナヌヤ、ザバイ、アテライ。

29 バニ氏族では、メシュラム、マルク、アダヤ、ヤシュブ、シェアル、ラモテ。

30 パハテ・モアブ氏族では、アデナ、ケラル、ベナヤ、マアセヤ、マタヌヤ、ベツァルエル、ビヌイ、マナセ。

31-32 ハリム氏族では、エリエゼル、イシヤ、マルキヤ、シェマヤ、シメオン、ベニヤミン、マルク、シェマルヤ。

33 ハシュム氏族では、マテナイ、マタタ、ザバデ、エリフェレテ、エレマイ、マナセ、シムイ。

34-42 バニ氏族では、マアダイ、アムラム、ウエル、ベナヤ、ベデヤ、ケルフ、ワヌヤ、メレモテ、エルヤシブ、マタヌヤ、マテナイ、ヤアサイ、バニ、ビヌイ、シムイ、シェレムヤ、ナタン、アダヤ、マクナデバイ、シャシャイ、シャライ、アザルエル、シェレムヤ、シェマルヤ、シャルム、アマルヤ、ヨセフ。

43 ネボ氏族では、エイエル、マティテヤ、ザバデ、ゼビナ、ヤダイ、ヨエル、ベナヤ。

44 以上が異教徒の女をめとった者たちです。その多くが妻との間に子どもがありました。